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Chizemi Collection 2019 再販のお知らせ

こんにち腕足 地ゼミ標本写真集プロジェクトです。

2019年の大学祭に合わせて発行した地学ゼミナール史上初の化石鉱物の標本写真集『Chizemi Collection 2019』を再販します! 価格は1冊1500円です。
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購入方法
chizemi.mrf*gmail.com (*を@に置換)に希望冊数,住所,郵便番号,名前,電話番号の配送に必要な情報,配送等への希望を送ってください.担当者のメールアドレス(ドメインはdc.tohoku.ac.jp)で確認メールおよび振込先を返送しますので,返事がない場合はお手数ですがアドレスを確認して再度メールしてください。
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地ゼミ化石班の活動② オススメ書籍化石編

説明会は日曜です!
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こんばんWaagenoconcha imparfecta 修士二年のAです。

4月になって仙台にもう引っ越して来られた方も多いと思います。引っ越してまず気になることは近所の地質と化石産地ですよね。また,新型コロナウィルスの影響でしばらくサークル活動はできそうにないので,この記事では地ゼミの現役部員や新入生向けに化石の本を何冊か紹介します。図書館の所蔵情報もつけました。川内や北青葉山の古生物コーナーは結構充実していますので(筆者が昔リクエストしまくったのも原因)、図書館が使えるようになったら入り浸ってみてください。


気分は宝さがし! 仙台地学ハイキングver2
仙台の地学ガイドと言えばこの本です。かなり古くから刊行されていて、筆者は旧版もコレクションしています。古い版と見比べると産地が消えたり増えたりしててちょっと面白いです。最新版が昨年末に出て,微化石のページやカラーの図版、東日本大震災の頁が増えています。金港堂や仙台市科学館で売ってます。八幡のツタヤでも売ってるかもしれません。
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ぼくと相棒
世にも珍しい化石採集を題材にした小説です。マニアの心理や採集中の描写がとても細かく、読むと北海道でアンモナイトを探しに行きたくなります。著者の二人は弊サークルOBで在学中の経験が元になっています。北海道で一か月巡検したり,大きいアンモナイトを協力して持ち帰って、じゃんけんで持ち主を決めたエピソードが実際にあったそうです。
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所蔵情報

学生版日本古生物図鑑(北隆館)
化石を採ってきて、種類を調べるときはとりあえずこれ。新生代貝化石に関してはこれが一番。
大きい本屋さんに行くとまだ売ってます。部室にもあります。

北海道羽幌地域のアンモナイト  Cretaceous ammonites from Haboro area, Northwestern Hokkaido / 森伸一著
北海道でアンモナイトを取りに行った人が出会うであろうアンモナイトが網羅されている図鑑です。部室にありますし、森さんにメールしたらまだ買える思います。
森さんのブログ

アンモナイト学 : 絶滅生物の知・形・美 / 重田康成著 ; 国立科学博物館編
2000年までのアンモナイト古生物学の日本語の教科書的使い方ができます。化石の探し方が載っていて頭に入れておくといいです。図版は川下由太郎さんのコレクションで,ものすごい標本ばっかりです。実物は国立科学博物館に展示されています。最後に載っている川下さんの原稿はマニア必見。余談ですが、この本の表紙のアンモの属と大まかな産地が当てられたらアンモ初心者は脱してそうです。
所蔵情報
北海道化石が語るアンモナイト / 早川浩司著
アンモナイト古生物学のレビューになっていますが、早川先生の個性がでています。部室にあります。
あんまり知られていませんが、クレイド古生物学のホームページはまだ見られます。消える前に隅々まで読んでおくといいです。

北海道のアンモナイト : 小さな化石の標本室 / 横井隆幸著
有名な横井アンモ図鑑です。北海道のアンモナイトがたくさん載っています。地ゼミOBの某教授が部員に横井図鑑知ってるか聞いたところ知らなくて、横井図鑑も知らないようじゃマニア失格だぞとおっしゃったと噂。なぜか川内の図書館にあリますが、地ゼミの人間以外借りないと思います。筆者が1年生の時ずっと借りてたら上級生の間で『横井図鑑借りたいんだけどなぜか貸し出し中なんだよね。絶対部員でしょ』と噂が立っていました。北海道アンモに限らない「日本の化石」は部室にあります。
所蔵情報

大八木さんの本
有名な化石ハンターで、今やレジェンドとして尊敬の対象となっている大八木和久氏はたくさん本を出されています。どれも採集意欲を掻き立てられます。最近アンモナイトの新刊が出ました。
所蔵情報


その他、お勧め古生物本
土屋健さんの黒い本
古生物雑学を蓄えたい人向け。日本産の化石ばっかり見てると知識が偏るのでこういう本も読もう。
所蔵情報

化石になりたい : よくわかる化石のつくりかた
化石の形成過程(タフォノミ―)の本。
所蔵情報

ザ・パーフェクト―日本初の恐竜全身骨格発掘記: ハドロサウルス発見から進化の謎まで
むかわ竜の発掘記。高校生の時に読んでたら北大に行ってたかもしれない。
所蔵情報

凹凸形の殻に隠された謎: 腕足動物の化石探訪
日本唯一の腕足動物専門の一般書。フィールドワークの話から数値流体力学を古生物に使う話もあって、機械系や物理系の人にもオススメ。高校生の時に読んでたら新潟大に(ry
所蔵情報

アンモナイト最新化石図鑑 ~アンモナイト 蘇る太古からの秘宝~
世にも珍しい英語教材として使えるアンモナイト図鑑
所蔵情報

イカ4億年の生存戦略
多分唯一の頭足類の進化専門の日本語の一般書。結構新しい学説に基づいてる。参考文献の論文を読むのが楽しい。
所蔵情報

フタバスズキリュウ もうひとつの物語
フタバスズキリュウの記載をした佐藤たまき先生の本。長谷川先生の出した本も併せて読むと面白い。筆者は長谷川先生の本を読んで古生物に関心を持ちました。当時古生物学者が一般向けに恐竜以外の古生物の話する本がそれくらいだったせいかもですが... 筆者が大学生になってから空前の古生物本ブームが起きてるのが解せない。
所蔵情報

終わりに
これらの本に飽き足らなくなったら参考文献で提示されてる論文を読んでください。大学のwifiを使えばたいていのジャーナルはDLできます。イカ4億年の生存戦略はこのレビューに沿ってます。英語よくわからないよ~って人は和文誌の『化石』とかとっつきやすいと思います。筆者は論文の探し方とか読み方は化石のおかげで学部生のうちに習得しました。




地ゼミ日記

地ゼミ日記

こんちには。
地ゼミ部員の文学部4年生です。
新入生の皆さん、合格おめでとうございます。

新学期がそろそろ始まりますので、新歓的なものも兼ねて地ゼミの活動を紹介しようかと思います。
とはいえ、団体ではなく個人的なレベルのものですが。

ところで、東北大学の近くには竜の口層の露頭があります。
竜の口層というのは鮮新世(今から約500万年前)に堆積した地層で、北は岩手県の花巻、南は福島のいわきまで広がっています。仙台市地下鉄を掘る時にはこの地層から鯨の骨が産出したそうです。(地下鉄仙台駅に標本があります。ぜひ見てみてください。)
ただ、「竜の口層」という名前の地層であっても一様に同じような性質を持つわけではありません。
凝灰質砂岩層のような化石が全く出ないような層準もあります。
その中に貝化石が豊富に含まれる層準(シェルベッド)がいくつかあり、この露頭はちょうどその層準にあたります。


はい、そうです。学校から通える豊富な化石産地です。
となれば行くしかありません。行かないわけありません。行け。


そんなわけで私、1.2年生の時分には午前休・午後休・空きコマなどを利用してよく行っていました。
長期休業の時期は朝早くに行って学食が開くまで採集してたりもしました。
今思えば結構ヤバいですね。

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露頭です。
広瀬川に現在進行形で削られてる場所なので雨の日はもちろん、その次の日もまともに行けません。行けても足場最悪です。既に何回か敗北しています。
ここで適当にシェルベッドを観察したり落ちてる土塊を見たりと、基本的に表面採集ばかりやっています。
大学に道具を持ち込むのも面倒ですし、そもそも疲れちゃうんですよね……

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空きコマなどに手ぶらで行った時に限ってこういったものが見つかります。こういうときが一番困ります。
この時は周りに落ちてた石を加工して簡易的な打製石器にして掘っています。(何やってんだコイツは)
めちゃくちゃ手が傷つくので皆様はなさらない方がよろしいかと。
ちなみにこれを友人に見てもらったところ、スズキ目の大型の魚の骨だろうと。なぜわかるのか……


この記事を書いているうちにまた産地に行きたくなってきましたが、今はこんなご時世です。
誰かを誘って行くのもはばかられますし、ましてや団体の活動として行くことなどとてもできません。
その上最近は宮城県の感染者数も増えてきておりますので、個人で行くのもはばかられるように……
少し前のよく通っていた頃を思い出してしんみりした気持ちになっております。
今年度中に収束してくれないと卒業して仙台を去ってしまいますので、現在部員と採集できないのが非常に惜しいです。
早く活動したい……

少し湿っぽい締めになってしまいましたが、今回はここまでです。
時間があったら他の標本についても書こうと思います。

大学生から化石採集などを始めましたが、いろんな分野の先輩、後輩、同期ができました。それこそ、動物の骨に詳しい友人も、化石採集やっていなかったらほぼ絶対に出会うことはなかったでしょう。(大変お世話になっております。)
思い返せば、入学前に考えていた「大学生活」とはかけ離れていますが、その分色々なことを知る事となりました。「図書館で歴史の本をたくさん読んでる文学部生」から、随分遠くに来たものです。
みなさまも是非地ゼミにお越しください。人生が大きく変わるような、思いがけない巡り合わせがあるかもしれません。


では、宣伝のお時間です。
今は自由に活動できませんが、地ゼミもいろいろオンラインでやろうと考えています。
というわけでまずはオンライン説明会を開催いたします。
4月11日(日)の17時からです。
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詳しくはこちら↓をご覧下さい。
https://twitter.com/chigakuzemi/status/1378195721002749961?s=20


もうすでにオタクな方も、今まで全く地学に触れてこなかった方も大歓迎です。
部員一同お待ちしております。

それではまた。

地ゼミ化石班の活動①

こんにち腕足 修士2年生のAです。
 2016年にフィールドを蝦夷層群から南部北上帯にチェンジして以来、地ゼミ生活も6年目になってしまいました。この1年は今まで目を向けてこなかった近所の産地をひたすら一人で歩き回ってましたが、やはり採集はみんなでワイワイやりたいものです。

 そういうわけで、化石班の生きた化石になってしまった筆者が、ここでサークル紹介を兼ねてここ数年の地ゼミ化石班の対外的な活動を記録しておきます。普段は採集活動、化石、古生物、地質の勉強がメインですが、学祭の他にもこのような機会にその成果を発表することがあります。長年言われていることですが採集ゼミナールじゃないんだぞってアピールです。

日本のジュラ紀アンモナイト図鑑
 東海化石研究会50周年を記念して、各地の博物館やコレクターの標本をまとめた図鑑が昨年暮れについに発行されました。
2017年のことでしたが、東海化石研究会のH会長、Mさんらが東北大博に来られ、当時の2年生-M1の部員の細浦層、長尾層,
磯草層のコレクションを撮影していただきました。巻末の謝辞に地ゼミの名前があります。
Graphoceras、Leptsphinctes、Cadomitesに関しては部員採集の標本で新たな知見が得られたようです。
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さんさん商店街の展示
 歌津のTさんに2019年の暮れごろに依頼され、志津川のさんさん商店街に志津川の化石を展示させていただけることになりました。志津川の化石といえば『韮の浜層で発見された世界最古級のベレムナイト』『細浦層、荒砥層のアンモナイト』であり、そして志津川はタコの名産地ということで、頭足類の進化に関する展示ポスターを作成しました。韮の浜層のベレムナイトは持っている人がいないので、代わりにたくさん見つかる細浦層のベレムナイトの地ゼミ一の良品を展示しています。荒砥層のアンモナイトは、海岸に落ちてた擦れたアンモナイトを置いているんですが、化石に詳しくない人にはどこがアンモナイトかわからないと思います。ジュラ紀の擦れて隔壁が見えるアンモの凄さがわかるマニアはちょっと驚きます。
 絵は地ゼミの誇るイラストレーターのTさんにお願いしました。地質図はM君に書いてもらいました。さんさん市場に行く機会があればぜひ見に行ってください。ついでに歌津の発掘ミュージアムにも。
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場所はこちらさんさん商店街インフォメーションセンター

Chizemi Collection 2019
 2019年の大学祭では、部員の化石、鉱物の標本写真集を出版しました。化石の章は化石班の面々が協力して作っています。在庫はもうあんまりないはずですが、もしかしたら先輩(会計)に頼んだら買えるかもしれません。読むだけなら部室に置いてあるのと、なんと国立国会図書館に所蔵されてます。国会図書館の前に東北大学附属図書館に寄贈しろよって思いますけど。振り返ると少部数でなるべく安い出版社を探した結果印刷が微妙になってしまった点、写真のスケールの入れ方、頑張ってMSオフィスで作った点が反省点です。
後輩諸氏にはリメイクを期待しています。
過去記事

アンモナイトと恐竜時代の生物
 北海道アンモナイト博物館を出版された福岡さんが、化石版画集として『アンモナイトと恐竜時代の生物』を2021年に出版されます。この記事の筆者が学生ボランティアの一人として執筆に参加しアンモナイトの説明文等を書きました。地ゼミ化石班というよりは筆者の個人活動なんですが、所属は地ゼミにしているのでサークルの名を刻めました。
 現在予約受付中だそうですのでドシドシ予約してください。アンモナイトと恐竜時代の生物

地ゼミ化石班は大学祭の展示以外でもこのような活動を行ってきました。過剰に規制が激しい東北大学のイベントである以上、おそらく今年も大学祭で展示はできないので、どこか博物館や公共施設を借りて展示するのが良いのではないのでしょうか(と後輩への提案でした)。

オンライン講座会のお知らせ

こんにちは M1のAです.

6/19に東北大学のBCPレベルが1にさげられ,サークル活動も行えるようになったようですが具体的な話は支援課からまだのようです.
当面はオンラインで講座会,ゼミをやっていくことになるでしょう. 

6/28(日)の夜に新歓講座会で北海道のアンモナイトについて話す機会を設けていただきました.ここ数年の地ゼミで日数で言えば一番北海道のアンモナイトを狙って巡検している身ですので,巡検中に気づいたこととその学問的な背景について喋ろうと思っています.
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道央の超有名沢でみかけたクソデカパキ.

参加はtwitterかmailで受け付けています.参加は東北大生限定です
部員登録は今日までらしいので新歓はこれが最後になるんでしょうかね? なぜか部員登録締め切った後に新歓活動が行われます.

ポスターのアンモナイトの集合写真 何属いるかわかりますか?

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プロフィール

地ゼミ

Author:地ゼミ
こんにちは。東北大学地学ゼミナール、通称地ゼミです。
地ゼミは、地球科学に興味のある人達が集まり、化石や鉱物の採集、地形観察などを行っています。花見や芋煮、BBQなど様々なイベントもやってます!川内部室棟2-301(北から2番目の建物)で活動していますので、ぜひお越しください。

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